2015年秋の第9問はグラフ。QC七つ道具、7連続!…テキストの七つ道具の章、まだ全部読んでないんだけど七つ道具って全部でいくつあるんだ?
QC七つ道具+1
ということでざっくり七つ道具の話をしましょう。品質管理において誰でも手軽で簡単に使える七つの手法をQC七つ道具と呼んで問題解決に活用しているとのこと。
グラフ | データを図形化してわかりやすくする |
パレート図 | 重要な問題や原因をつかむ |
特性要因図 | 原因と結果を整理する |
チェックシート | データの記録・集計・整理をする |
ヒストグラム | データのばらつきをとらえる |
散布図 | 対になったデータの関係をつかむ |
管理図 | 工程の状態を客観的に判断する |
層別 | データのグループ分けをする |
…あれ?8つだ。ということで、層別は七つ道具そのものではないのだけれど、すべての道具の基本的な考え方として取り上げているのだそうです。
グラフとは
次のような特徴があります。
- 目で見て分かり、理解しやすい
- 簡単に作成できる
- 万国共通である
主な種類は次のようなもの。特徴をよく覚えておきましょう。
- 折れ線グラフ
- 時間変化や傾向をつかむ
- 棒グラフ
- 数量の大小を比較する(縦型と横型がある)
- 円グラフ
- 分類項目の構成割合で区切ったもの
- レーダーチャート
- 中心から項目数だけレーダー状に直線を引いて、項目評価の比較をする
- 帯グラフ
- 全体を長方形で表し、構成割合に応じて区切ったもの。割合ごとの比較がしやすい
- ガントチャート
- 縦軸に項目、横軸に日付をとって計画と実績の関係を棒で表したもの。日程計画や進度管理に適している
やってみた
今回は6項目を1分半で全問正解。基本的にグラフは全部知ってはいる。でも特徴を述べよと問われると、ちょっと悩むよね。
解説にもある通り、それぞれのグラフの特徴と用途の理解がポイントです。整理して覚えましょう。