新QC七つ道具(その3)

投稿者: | 2016年8月2日

新QC七つ道具の3回目はアロー・ダイアグラム法とPDPC法です。

アロー・ダイアグラム法

アロー・ダイアグラム法とはプロジェクトを達成するために必要な作業の相互関係を矢線で表し、最適な日程計画を立てたり効率よく管理したりするために用いられる手法です。

アロー・ダイヤグラムに使用する記号は3つ。

記号内容
→(作業)順序関係のある時間を要する作業
○(結合点)作業同士を結ぶ点。一般に作業順の数値を記入
…(ダミー)作業時間ゼロの架空の作業(実際には破線の矢線)
アロー・ダイアグラム

最適な日程計画を立てて効率よく進捗管理をする方法で、実行手順・所要日程およびその短縮の方策を検討する際に用います。

PDPC法

PDPC法とは問題解決や意思決定の手法として開発されたもので、事前に考えられる問題を予測し、想定されるリスクを回避して望ましい方向に導く方法。過程決定計画図(Process Decision Program Chart)の頭文字。

実行計画の策定にあたっては、最初に作成した図形を最後まで用いることは少なく、新たな事態に対応するために随時書き換えるため、図形作成においては任意性があります。

やってみた

というわけで2015年秋の第10問、新QC七つ道具についての問題は6項目。1分半で1問不正解。

解説にもあるとおりイメージ図の名称と特徴の正しい理解が必要ということで、名称は間違えなかったもののアロー図の特徴である日程管理を日常管理と間違えてしまいました。どうしても日程管理というとカレンダーっぽいものを想起してしまうもので。。。

がんばろー!(棒)

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