特性要因図

2016年11月7日

どうも、おいちゃんです。2015年秋の第5問は特性要因図。これもまず勉強しなきゃよくわからんね。

言葉を覚える

特性要因図はQC七つ道具のうちのひとつです。結果(特性)と原因(要因)との関係を一つの図にして整理したものになります。構成は以下のとおり。

特性
仕事の結果や解決すべき問題点。問題点の中には以下のようなものがある。

  • 品質特性に関する問題
  • 品質に関する問題
  • コスト削減の問題
  • 安全確保
  • モラールの向上
要因
特性という結果に影響を与える原因
特性と要因の関係を表す矢線。真ん中の太い矢線を背骨といい、背骨に近い順に大骨、中骨、小骨、孫骨という。

下図のようなもので石川ダイアグラムまたは魚の骨図という。

魚の骨図

特性要因図の作り方と注意点

作り方手順は以下のとおり。

  1. 特性を決める
    対策や要改善項目を具体的事象として記載し枠で囲む
  2. 背骨を記入
    左から右の特性に向けて太い矢線を引く
  3. 大骨を記入
    4から8程度の大要因を記入
  4. 各大骨に対して中骨、小骨を記入
    大要因に対する要因の洗い出し
  5. 要因に抜けがないかを確かめる
    内容はデータに基づいて精査し項目を加減する
  6. 影響の大きな要因のピックアップ
    影響度の大きな要因を丸で囲む
  7. 必要な関連事項の記入

作成時の注意点としては大きく3点あります。

  • 内容にかかわる人が集まって作成する
  • ブレーンストーミングによりたくさんの意見を出す
  • 全員でできあがった特性要因図を確認する
    • 抜け漏れの有無
    • 要因の具体化
    • 明確な表現
    • 大骨すべてを網羅できているか
    • 要因の大小関係
    • 影響度の重みづけ
    • 事実に基づいているか

あと、過去問の解説にあったんですが、作成の際には目的の明確化も必要です。

特性要因図の使い方

特性要因図は次のような用途に使えます。

工程解析や改善
大きな真の要因を見つけ、不適合品の改善に役立てる。
工程の管理
原因系の管理の具体化に。誰が何をどのような頻度でどうやるかといったような日常管理レベルに落とし込める。
教育・訓練に
特性に対する4Mの影響因子を知り、理解を深める。ノウハウの共有、技術標準として伝承する。

やってみた

ということで過去問やってみました。勉強直後なので3分程度で全問正解。

過去問の解説によると特性図の作成方法や作成時の注意点、活用法など比較的多く出題されるだけでなく、QC七つ道具自体が3級に求められる中核技能であることからしっかり身に付ける必要があるとのことでした。